千葉県津波浸水予測図


過去、千葉県に大きな津波被害をもたらした1677年延宝地震(H18年度作成)、1703年元禄地震(H23年度作成)及び平成25年3月に運用が予定されている気象庁の新しい津波警報レベルに合わせた津波避難のための津波浸水予測図(H23年度)を作成しています。
いざ地震、津波が発生した場合、津波避難行動を起こすために必要な情報は気象庁が発表する津波警報です。津波避難のための津波浸水予測図は、県民等の皆様が気象庁から発表される津波警報の情報を、安全で的確な津波避難行動に繋げていただくことを目的に作成したもので、あくまで津波避難のための基礎資料です。

津波避難のための津波浸水予測図

津波予報区 「千葉県九十九里・外房、千葉県内房」
・ 津波高3m(概ね1〜3m)=津波警報3m
・ 津波高5m(概ね3m〜5m)=大津波警報5m
・ 津波高10m(概ね7m〜10m)=大津波警報10m
津波予報区 「東京湾内湾」
・ 東京湾口(房総半島洲崎)で約10m=津波警報3m

津波浸水域が存在しない地域は表示していません。
元禄地震の浸水予測は、地震の地盤変動を考慮したものですが、古文書等の記録と必ずしも一致するものではありません。
津波の正確な浸水挙動等の把握には、津波シミュレーションの技術に限界があり、また、データにも地域に偏りがあることから誤差を含む想定です。この結果は津波が浸水する様子を概略的に把握するものと認識してください。また、モデルは12.5mメッシュで作成しているため、河川について幅12.5m未満のものは反映することができません。河川遡上がないように見えていても実際は遡上する可能性がありますので注意していただきますようお願いします。
津波シミュレーションに用いる地盤高は、12.5mメッシュの平均地盤高を使用しています。海と陸の境界上の地盤高は海底と陸地の平均地盤高となるため、場合によって、地盤高は低く算出されることがあります。また、(浸水深)=(浸水位)−(メッシュ平均地盤高)です。そのため、海と陸の境界では浸水深は深めに算出されることがあります。
津波は、地震の規模や発生地点、波長、海底や海岸の地形等の様々な要因により、津波高や到達時間、挙動が大きく異なるとともに、街並みや生活形態等によって津波被害の様相は大きく変わります。
自然は大きな不確実性を伴うため、想定より大きな津波が押し寄せ、浸水範囲も広くなる可能性があります。
地盤標高データは、九十九里地域は東日本大震災後の地形データ、九十九里以外の地域は震災前の地形データです。
防潮施設などの構造物が健全な場合と地震等の影響により構造物が無い場合、また、水門が閉鎖されている場合と何らかの理由で水門が閉鎖できずに開放されている場合について検討しています。
浦安市などでの浸水想定は、地盤の低い地域で水路から水が溢れ出て、水が溜まるイメージになります。
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号 平18総複、第914号)
その他の基本条件は、「津波シミュレーションモデルの構築」(第6回東日本大震災千葉県調査検討専門委員会)をご覧ください。

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